朗読カフェ～秋～

トライやる1day＠居空間RoCoCo　午後は「朗読カフェ～秋」です。
受付では、朗読希望の方は作品名、著者名、予定時間をご自身で記入いただきました。

朗読を聴くだけの方も大歓迎です。今回は朗読する方、聴くだけの方、半々でした。

朗読や本がお好きな方たちが、たくさん集まってくださってスタートです。

準備から手伝ってくれた二人の中学生、神戸市立鷹匠中学校2年生のNくんとTくん、一気に参加者の平均年齢が下がりました(笑)

初めに挨拶をした時から、二人の声がすごくよかった！！とのお声が多かったです。

北海道に行ったことをきちんと原稿を書いて朗読してくれたTくん。

自身の部活でのことをしっかりと前を向いて、正直に話してくれたNくん。

ともに立派でした。

今回もみなさんがいろいろな作品を選んできてくださり、とても楽しい朗読会となりました。

紙芝居で鍛えた朗々としてお声で古典を読まれたり、たった2分で伝えられるかな？と思いながら読まれたという坂口安吾の

作品。

タイトルの「復員」の意味を中学生は知らなかったようでしたが丁寧に説明くださいました。

今起きている戦争も気になりました。

鹿島和夫先生の著書「せんせいあのね 一年一組」を朗読されたＹさんはイラストを見せながらの朗読でした。
二人の中学生はそれを座席を移動して見ながら、真剣に朗読に耳を傾けていた姿が印象的でした。

歌を朗読の中に組み込まれたり、ジャンルもいろいろ...多彩な朗読が続きました。
彼らはお客様との交流もしっかりできました。

朗読が半分終わった時に、みなさんと一緒に声を出す練習を、参加いただいたKMさんにお願いしました。
北原白秋の「五十音」をみなさんと。

KMさんは大学に通いながら、ダブルスクールで「テレビタレントセンター」（TTC)でおしゃべりのあらゆるジャンルを学ばれ、ご卒業。ラジオ関西、ABCラジオでご活躍の後、現在はイベントの司会やボランティア活動で活躍されています。

前回はラジオ放送の裏話など、伺いました。

呼吸を整えて発声された時、よく通る美しい大きな声がお部屋に響きました！！

私たちも、教わった腹式呼吸で発声しました。

あめんぼ　赤いな　あいうえお...

すべての朗読が終わり、美味しい手作りのマフィンとクッキーでティータイム。

3時ちょうどにＮくん、Ｔくんが退室したあと、みなさんが「いい子たちだったね。日本の未来は明るいね！！」と言ってくださって、なんだかうれしかったです。

たった一日だけの「トライ・やる」受け入れの、居空間RoCoCoでしたが、未来を担う彼らに幸せな未来を★とみんなで願いました。

↑今日の朗読作品たち です。

反省点もありました。

朗読順がわからないので、ドキドキしました…とのご意見が多かったです。

今後、どのようにしたら皆さんに心地よく読んでいただけるか、検討の余地あり。

テーブルが初めからあるほうが落ち着いた…とも。

楽しい居場所となるように、いろいろ考えて参りたいと思っています。

朗読を「聴く人」として参加されたYY様からコメントをいただきました。

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今回も美味しいお菓子も楽しめる贅沢なひとときでした。

読み手が近くにいらっしゃるということで、作品に出合った経緯や寄せる想いが聞けたり、朗読と平行して垣間見えるお人柄もさり気なく伝わってきました。

カフェタイムでのお話も弾み、同じ時間、みなさんと作品を共有できてしあわせな午後でした。
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次回朗読カフェ～冬　は 2024年1月24日（水）午後1時半 からです。

お気軽にお越しください。（準備の都合上、ご予約をお願いします）

居空間RoCoCo（いくうかんロココ）です。阪急六甲駅近くで、地域のみなさまとご一緒にわいわい楽しい居場所作りをしています。

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